2009年7月8日水曜日

出産記⑤陣痛編

陣痛室に戻ると、夕食もあたしの後をついてきました。

助産婦さんが「エネルギーが必要ですから、食べましょう!」といってごはんを口に運んでくれますの。うう。。。だ、だいじょぶです。痛みの合間に食べます・・・。

そしたら、なんか変なイス(とっても説明しづらい)を持ってきてくれて、前傾姿勢。うーんゆうなれば、"てもみん"のイスみたいな感じ。


もうこの頃から時間がよくわかりません。


とにかく、よつんばいになってるから、心音とか測るのが大変そうで助産婦さんが押さえてくれるんだけどそれも痛いのよね。。。


陣痛の波がくると


「ふー!ふー!ふー!」


って呼吸を指導してくれるので、もう死に物狂いで


「ふー!ふー!ふー!痛いー!ふーふー!」


ですよ。


助産婦さん、モニタみながら


「はい、一番つらいところ過ぎますよ~。赤ちゃんに酸素送りましょう。鼻から吸ってー口からはいてー。深呼吸しましょう~。息を全部はききりますー」


このパターン、果てしなく続いたので、セリフ覚えました。


で、果てしなく陣痛が続いてるのであるが、まだ強さが足りないらしい。。。


子宮口はやっと5,6cm・・・先は長い・・・



夜も更け(おそらく)、体力をつけるために、シャワーを浴びて身体をあっためて、薬を飲んでいったん睡眠をとりましょう。それでもってまたがんばりましょう!ということに。


ぎょぎょー。ね、ねむれるんですか?


「陣痛を止めるわけでないので、陣痛の合間に寝ることになりますけど、さすってますから」



陣痛は続くのね。。。。



とこの方針が決まったところで、スがまた来ていたので面会。母もまだ居残ってました。あたしはとりあえず出て行くものの、ぜえぜえのハァハァだし、説明する気力もござーません。顔だけ見せて、またちょっとさすってもらって、あとは助産婦さんに説明をまかせてまた陣痛室に戻りました。


そしてシャワー。



痛みに耐えつつシャワーに向かうも、「ちょっとだめです。。。」といっちゃあ腰をさすってもらい、じゃあ入りますとなっても「うぅ。。ちょっとだめです。。。」と腰をさすってもらう。指圧してもらう。おしりの穴押さえてもらう。


とてもじゃないけど、シャワーなんてあびれません!!!



という状態になったら、助産婦さんトップが、湯船にお湯はってイスいれて足だけでもあっためましょう!と。


ふぁい。。。


アロマもいれてくれました。いたれりつくせり~



イスに座って足をあたためながらも、痛みはくるわけで。つらすぎる。でもあったまりました。(それどころじゃないけど・・・)



そして眠る薬をもらって、電気も暗くして就寝。


夢うつつながら、とにかく痛い。夢うつつだから現実とごっちゃになってますこのあたり。とにかくずーっと助産婦さんに腰さすってもらってました。


とにかく痛かった。夢うつつだからたぶん呼吸法もできずに痛がってたと思う。。。


そして4時頃。内診で子宮口が8cmくらいと。そいでもって内診中に



バシャー!



と破水。まじでびびった。ベッドの上ですけど。入院着もくつ下もびしょぬれです。なのでお着替え。でももう立って歩くとかまじつらい。


あまりに長くなってきたので、誘発しましょうというお誘い。



してください!!!まじで!!!!


助産婦さんいわく、


「ふーふーふーって呼吸ができてるくらいだと、まだ陣痛が弱いんです。いきみたくなるくらいまで強いのが来ないと。体力もなくなってきちゃいますし、促進剤を使いましょう」



え。



いきんでよかったの???


あたしかなりがんばって呼吸してたんですけど!?!?



て思ってるうちにも、陣痛の間隔もかなりせばまって、痛みの山も大きくなってきました。いきんでいんですか。


ぐぉーーーーーー!!!!


「ここです!ここに向けて!」


と思いっきりおしりの穴あたり(つーか出口よね)を押されてますけど。


ぐぉーーーーーー!!!!


もうね、硬いウンチだすのの100万倍つらいよ。

もー限界ですーーーー。


そんなこんなで、点滴の用意つって、採血されて、針さされて血が逆流してみたり、その間もよつんばいで心音モニタつけられ押さえられ、もーなにがなんだかです。


なにがなんだかで、当直の先生がきて、促進剤の説明を。つーか聞いてません。サインしました。


6時頃、促進剤投与!!!


でもその前にかなりの陣痛ウェーブが来ていて、促進剤の投与は「6」でした。どの程度かよくわからないけど、少量みたい。


いきむ。


ひたすらいきむ。


呼吸する。


いきむ。


おしりの穴(つーか出口)押さえられっぱなし(泣)。


ウンチでそう(本音)。


頭が見えてきたみたいです。



どんだけ痛みを超えてたか、もうよくわかりません。



分娩台に移動しましょうの声!



キターーーーーー



つづく

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