2014年5月1日木曜日

なんでものります

はー、どうも。


平日はだいたいだいたい息子ふたりを寝かしつけて、その後は部屋を片付けたり、ビール飲んだり、ワイン飲んだり、焼酎飲んだり、飲んでばっかって思いがちだけど


そのために一日がんばってるんです、わたし!

って胸を張っていいたいところ、胸よりお腹が出てる!?って

そんな悲しいこと気づかないでよ、わたし!

いいじゃん、飲んじゃえばわかんないよ!?って

なぐさめつつ飲んでるんですよ。やっぱり飲んでるんかい。



とまあ飲んでるんですけど。飲んでるんかい。ほどよく眠くなってきて、自分も寝る段になりましてねハイ。息子ふたりがぐうぐう寝てる布団に入り込むんですけどね


まあ、だいたいだいたい、布団からはみ出て寝てるんです。


はみ出すのは布団からだけにしろよって。人生はみ出しちゃあ、いけないよって。

思いつつ、布団に正しく戻したそのとき


長男が言ったんです。





「なんでものりまーす」




!?



!!



愕。



ね、、、ねごと・・・・!!!!!!!




ね、、、、、ねごと・・・・!!!!!!!!!!



まって、まって。

まって神様。神様ヘルプ。


ねごとって


「うーんむにゃむにゃ」

とか

「ママァ・・・」

とか

言ったところで


「もっと・・・食べたいよぉ・・・」


とかじゃないんですか!?



いい?




「なんでものりまーす」



しかもちょっと車掌口調!!!


どんな夢見てるかシラナイけど!しらないって変換できないこのパソコン一体なに!?


まあ、完全に、電車ですよね。


電車のってます。


なんでものれるってことは、バスとかも乗れちゃうね。



バスね、そういえば先日、バスに乗ったんですよ。


朝早くね。昼前に友人宅に着くように。長男を幼稚園に送り出してから、家事をちゃちゃっとすませまして、次男とわたわたとバスに乗り込んだんですよ。


終点まで乗るバスでしてね、40分くらい乗るんですけど



8分乗ったところで



酔っ払いのじいさん乗ってきた(涙)



しかも、わたしと次男がほほえましく座ってるところ(周りガラガラ)にめがけて、やってきた(涙)



「あめちゃん、やろうか」



いらねーーーーーーえええええーーーーー!!!!!


と叫びたい気持ちを抑え



「いえ、まだ食べられないので」


と冷静に返すかあちゃん。わたし。


「なんで!?」


食い下がるじいさん。


「飲み込んだら危ないので・・・」


常識的なかあちゃん。わたしわたし。


「あーそっかぁ。あれだな3歳くらいになんねえとだめだな」



ほっ。意外と物分りのいいじいさんじゃないか。



と思ったのもつかの間。


わたしと固まった次男の前の席に座り、めっちゃ身体横向き。



すごいフランクに話しかけてくる。・・・だ、、、だるすぎる。



「おんなのこ?おとこのこ?」「いやーおんなのこにみえるなー」「おかあちゃんそっくりじゃねえか」

のくだり。かけること3回。


あめちゃん食べるか?食べれません

のくだり。かけること3回。


勉強させて、裁判官にしたほうがいい

のくだり。かけること2回。


なんて名前?いわお?岩の男って書くのか?

のくだり。かけること2回。



岩男って!全国の岩男さんごめんなさいだけど、自分の息子が岩男だったらまじ腰抜けるわ!海の男かい?荒波がどばーんって打ってくる打ってくるけど固い意志を持つ男になってほしいでつけました、の岩男かい?

いわお・・・


勘弁して・・・



と思ったそのとき、 じいさんおもむろにポケットから出したんですよドリンクを。



ん?みねらるうぉーたー?


みならるうぉーたーにしては、、、ペットボトルの形状が・・・


短いし直線すぎる。っていうかコップ型。


コップにふた・・・・例のあれですね!?!?!あれ!?


ポンシュ??ぽんしゅですよね!?


いや、まてよ。わたし落ち着いて。ここはバス。天下の都バス。どうなの?バス車内で飲むって。だって絶対乗ってくる前まで飲んでたでしょう!?あんた臭いのよ!前の座席なのに十分臭いのよ!朝10時よ!?ないないない。



じいさん



ごっくんごっくん


って飲み方じゃない



ごごごごごっごごごごっごごどぼどぼどぼ


って、ええーーーーーー!!!息継ぎなしーーーー!!!!!


のどつぃんこひらきっぱはしでしょう。っていう一気飲みしてましたよ。びっくりするわ。一気に水門、開きましたどばーんみたいになってたよ。



うん。ごめん。水じゃない。水じゃないよそれ。おかしいもん飲み方!!



まあその後しばらくして、新規コップ型をポケットから出したら、こんどはちゃんと「大関」って包まれてたけどね。とーぜんだよね!


いやあほんとまいったよね。
終点についたときは、神様仏様ありがとう!って思ったよ。いやまじで。


ニシアラーイありがとう!



そんな、スリリングな道中、比較的、今まであぶないおじさんにも近寄っていく系の次男も、硬直してた。やばい人間がわかる嗅覚はもってそうで安心。


次男、なんでものりますってわけじゃないらしい。



ほんと、夢の中だけでたのんます・・・