2009年7月8日水曜日

出産記④入院編

陣痛室にようやくベッドインなあたし。


向かい側のベッドからは



「痛いーーーー!!!!」


「もうやだぁ!!!痛い!痛いよーーーー!!!」


の雄たけび。


・・・・ひく。どんびく。


その度に助産婦さんが「呼吸して!ふっふっふー」と指導。「やだぁ!!痛いー!!!」のレスポンス。



・・・・・ひく。どんびく。



あたしは、誰にも聞こえないくらいの「うぅ・・・」といううめき声をもらしておりました。でも痛いので、体勢を変えてみたり。


助産婦さんは、足にはさむクッションを持ってきてくれたり、冷たい紅茶を持ってきてくれたり。ありがたやーありがたやー。


よつんばいが楽かも、とゆったら、よつんばい用のでっかいクッションも持ってきてくれました。


眠れない夜もいつの間にか明けたようで、、、、朝ごはん到着。



助産婦さん「出産にむけてエネルギーが必要ですから、食べられるものは食べてくださいね!」


ふぁい。。。


痛みの合間にバナナとパンを食べる。がんばる。うぇーん食欲なんてなかー!


でもモニタをつけると、6分間隔から縮まらない。。。。


朝イチ、主治医の先生が来てくれて内診を受ける。(ほんとはこの日に管理入院だったからなー!)これまたぐぃーっとやられて痛い(泣)。子宮口は3,4センチくらいでまだまだ。(うぇーん!)ただ、羊水の袋はぱんぱんに張ってきてるとのこと。


とにかく動いて。の指示。


ぎょえーん。


そんなあたいに助産婦さんが、お風呂の用意をしてくれるって!痛いけどうれしい。血行をよくしたり、リラックスして陣痛を促しましょう!と。


お風呂はいれるんですか。分娩室っていたれりつくせり。


と思ったら。


昨日から出血はしていて、パットもあててたんだけど、それをチェックした助産婦さん。


「破水してますね・・・」


どひえー!!!!




子宮の上のほうの破水で少量らしい。高位破水だって。でも破水は破水。


「お風呂は無理ですね・・・」


ぎょーん!!!





ウウウ。。。と思ったのも束の間、


「ご主人がいらしたので、会って、動いてきてください」との指示が。



そうそう、もともとこの日に管理入院は決まっていたから、スはもう休みをとって朝イチの新幹線で向かってきたのだった・・・。(プラス、昨日の深夜に父から連絡があったらしい)ちょうどいいタイミングといえばタイミングだよね。


そんなわけでスと廊下を散歩。ところどころで、痛みがきて、廊下のてすりにつかまるとスに腰をさすってもらう。おそるおそる、さするスに


あたし「も、もうちょっとダイナミックにお願いします。。。」


はぁー痛いのにまだまだかー。


陣痛室のベッドを、予備室の病室に入れてくれました。陣痛室は、立会いのだんなさんしか入れないのだけど、この予備室は誰でも24時間居ていいらしい。


そうこうしてるうちに母も到着。


お昼は痛みをこらえつつ、デイルームで食べる。おにぎりくらいしか食べれましぇん。



つーか長いなこの話。


つーかまじで全然、間隔が縮まらないのよーーー。。。


破水してるので、まあほとんどないけど感染症の可能性もないわけじゃないから、長引くようだったら促進剤を使うことも・・・との説明あり。もともと管理入院だったら、どうぞどうぞ!早く産みたい!といった感じでス。


でまだ時間がかかりそうなので、スをいったん帰宅させることに(寝てないって言うからさ)。夜また来るってさ。


そんなこんな。


ちっとも間隔の縮まらない陣痛におつきあいしながら、もう夕飯の時間。助産婦さんたちも交代らしく、夜担当ですっていう方が来てくれました。


ちょくちょくモニタつけられて、心音と陣痛を測ってるんだけど、助産婦さんがお腹さわったり内診したりもするのね。


そしたら、、、、横向きだった赤ちゃんは産まれるために、縦になるらしいんだけど、ちょっとあごが上に向いてて骨盤にうまく入ってきてないらしい。


ていうかそんなことわかるの!?!?


でそれには、よつんばいのポーズがベストということで、よつんばい用のクッションが支給。痛みがくると、助産婦さんが腰を指圧してくれました。


そんで夕飯は、動いてデイルームに食べに行こうかなんて話してたら・・・



息もたえだえになりそうな痛みが!!!!!モーレツー!


助産婦さん「陣痛室に戻りましょうかー!」


ここで母とおさらば。


痛いよぅー!!!!!



つづく

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