陣痛室にようやくベッドインなあたし。
向かい側のベッドからは
「痛いーーーー!!!!」
「もうやだぁ!!!痛い!痛いよーーーー!!!」
の雄たけび。
・・・・ひく。どんびく。
その度に助産婦さんが「呼吸して!ふっふっふー」と指導。「やだぁ!!痛いー!!!」のレスポンス。
・・・・・ひく。どんびく。
あたしは、誰にも聞こえないくらいの「うぅ・・・」といううめき声をもらしておりました。でも痛いので、体勢を変えてみたり。
助産婦さんは、足にはさむクッションを持ってきてくれたり、冷たい紅茶を持ってきてくれたり。ありがたやーありがたやー。
よつんばいが楽かも、とゆったら、よつんばい用のでっかいクッションも持ってきてくれました。
眠れない夜もいつの間にか明けたようで、、、、朝ごはん到着。
助産婦さん「出産にむけてエネルギーが必要ですから、食べられるものは食べてくださいね!」
ふぁい。。。
痛みの合間にバナナとパンを食べる。がんばる。うぇーん食欲なんてなかー!
でもモニタをつけると、6分間隔から縮まらない。。。。
朝イチ、主治医の先生が来てくれて内診を受ける。(ほんとはこの日に管理入院だったからなー!)これまたぐぃーっとやられて痛い(泣)。子宮口は3,4センチくらいでまだまだ。(うぇーん!)ただ、羊水の袋はぱんぱんに張ってきてるとのこと。
とにかく動いて。の指示。
ぎょえーん。
そんなあたいに助産婦さんが、お風呂の用意をしてくれるって!痛いけどうれしい。血行をよくしたり、リラックスして陣痛を促しましょう!と。
お風呂はいれるんですか。分娩室っていたれりつくせり。
と思ったら。
昨日から出血はしていて、パットもあててたんだけど、それをチェックした助産婦さん。
「破水してますね・・・」
どひえー!!!!
子宮の上のほうの破水で少量らしい。高位破水だって。でも破水は破水。
「お風呂は無理ですね・・・」
ぎょーん!!!
ウウウ。。。と思ったのも束の間、
「ご主人がいらしたので、会って、動いてきてください」との指示が。
そうそう、もともとこの日に管理入院は決まっていたから、スはもう休みをとって朝イチの新幹線で向かってきたのだった・・・。(プラス、昨日の深夜に父から連絡があったらしい)ちょうどいいタイミングといえばタイミングだよね。
そんなわけでスと廊下を散歩。ところどころで、痛みがきて、廊下のてすりにつかまるとスに腰をさすってもらう。おそるおそる、さするスに
あたし「も、もうちょっとダイナミックにお願いします。。。」
はぁー痛いのにまだまだかー。
陣痛室のベッドを、予備室の病室に入れてくれました。陣痛室は、立会いのだんなさんしか入れないのだけど、この予備室は誰でも24時間居ていいらしい。
そうこうしてるうちに母も到着。
お昼は痛みをこらえつつ、デイルームで食べる。おにぎりくらいしか食べれましぇん。
つーか長いなこの話。
つーかまじで全然、間隔が縮まらないのよーーー。。。
破水してるので、まあほとんどないけど感染症の可能性もないわけじゃないから、長引くようだったら促進剤を使うことも・・・との説明あり。もともと管理入院だったら、どうぞどうぞ!早く産みたい!といった感じでス。
でまだ時間がかかりそうなので、スをいったん帰宅させることに(寝てないって言うからさ)。夜また来るってさ。
そんなこんな。
ちっとも間隔の縮まらない陣痛におつきあいしながら、もう夕飯の時間。助産婦さんたちも交代らしく、夜担当ですっていう方が来てくれました。
ちょくちょくモニタつけられて、心音と陣痛を測ってるんだけど、助産婦さんがお腹さわったり内診したりもするのね。
そしたら、、、、横向きだった赤ちゃんは産まれるために、縦になるらしいんだけど、ちょっとあごが上に向いてて骨盤にうまく入ってきてないらしい。
ていうかそんなことわかるの!?!?
でそれには、よつんばいのポーズがベストということで、よつんばい用のクッションが支給。痛みがくると、助産婦さんが腰を指圧してくれました。
そんで夕飯は、動いてデイルームに食べに行こうかなんて話してたら・・・
息もたえだえになりそうな痛みが!!!!!モーレツー!
助産婦さん「陣痛室に戻りましょうかー!」
ここで母とおさらば。
痛いよぅー!!!!!
つづく
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